天然皮革の応用について
多くの財布、革小物の内側って、白い革が使用されていますよね!
その革をヌメ革っていうんです。
でも、ヌメ革って何かしっていますか?
ヌメ革というのは、植物の渋に含まれる成分でタンニンと呼ばれるものでなめした皮革のことなんです。
特徴は、経年変化による変色の美しさなんですね。
というのも、表面が加工されておりませんので、太陽光や手からの油成分によって、
酸化され、日々変色していくからなんです。
その特性上、表面のキズはつきやすいのですが繊維の目が詰まった
丈夫な素材のため、革自体が大きく損傷することはなく、
小さなキズがふえてくれば、寧ろ味わいが出てくるような天然皮革なんですね。
次回は、色々なヌメ革を紹介していきますね。
とくに、染色されたイタリアのヌメ革は発色の美しさで有名ですので、
そこらへんを中心にご紹介していきます。